株主・投資家情報

株主の皆様へ ~2020年3月期 第2四半期を終えて~

 株主の皆様におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

 当第2四半期の業績は、売上高40,635百万円(前年同期比23.0%増)、営業利益11,192百万円(同23.8%増)、経常利益11,042百万円(同26.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,542百万円(同26.2%増)となりました。通期業績予想に対する進捗率は売上高で58.1%、経常利益で78.9%となり、お陰様で業績は順調に伸長しております。また、経常利益率は27.2%と引き続き高い水準を継続することができました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。

 上半期の業績を振り返りますと、この6ヶ月間は市場の安定に支えられたことが大きかったと感じておりますが、一方で、全産業的かつ急速にデジタル化が進む時代の大きな変化の波の中で、戦略を明確にし、適応してきたことが高い収益力の継続に繋がっているという手ごたえもあります。

 さらに業績伸長の要因を考えてみますと、一つが戦略的に取り組んでまいりました大市場東京における「都心・中小型・オフィスビル」という部分に特化していること、ここに大きな要因があると感じます。その中でも、地域のビルオーナー様に足繁く出向き、お困りごとを解決する地域密着の「支店網・リーシング部隊」と、現場で問題解決、(通常のビルは経年劣化する中)“経年優化”に力を発揮するスピードと変化力の「プロパティマネジメントの部隊」が大きく貢献してくれました。それぞれの部隊は各々約100名程度存在しており、この事業の大本を担う部門に力を入れたことが、その後の良い流れを引き寄せたと感じております。

 要因の二つ目として、部門が協業することによる付加価値連鎖型の不動産再生事業が確立されていることが挙げられます。ビルオーナー様やテナント様から得たニーズを研究・マーケティングし、またプロとの協業、海外視察等によりいち早く得た市場の変化を不動産再生にも取り入れ、創意工夫を繰り返し、企業の成長を加速させるようなご提案がお客様に受け入れられていると考えております。

 そして忘れてはならない要因の三つ目は、社員がフィロソフィを持っているということです。人の為、世の為に尽くすことが人間として最高の行為であるという信念に基づいた人間集団で構成されていることと利他主義からの相互信頼による、責任と調和の一気通貫のビジネスモデルが確立されています。お互いを理解し合い、人の為、世の為という目的へ突き進みますから、皆が一心同体で進んでいく状態です。そして議論を戦わせ、調和が取れ、事業の進化に繋がっており、当社独自の強みとなっております。

 一方で、今後についてはこれまでの成長戦略4本の矢に沿ってブレずに展開してまいります。また、プラスαの点でESGの観点から「E」では資源の無駄遣いを抑え、CO排出量の少ない、環境に優しい再生事業を推進させ、社会力・調和力・永続性で伸ばします。また、「S」では「地方が元気になれば、日本が元気になる」という政府方針を強く支持し、佐渡島の観光・ホテル分野から地方創生を推進します。

 最後に、当社はどのような事業で未来を創ろうとしているのかを述べさせていただきます。ホテルや海外の事業も大きな未来を切り開く市場の一つであることは間違いありませんが、当社のメインフィールドはあくまでも東京都心部であり、オフィスビル事業です。ここに力を入れていくことが、結果的に豊かな国づくりにも貢献することになると考えております。「東京をエキサイティングで、エモーショナルな都市に」「企業の成長を加速させる再生による街づくり」「ジャストなサイズ感(中小型オフィスビル分野)」で、スピーディな不動産再生事業を展開し実績を積み重ね続けてまいります。

 これからも当社は高収益体質を維持しつつ、堅実な成長を目指してまいります。短期的成長ではなく本質的で長期的に不動産の価値を高める力をつけながら、中期経営計画(2023年3月期)の着実な達成を果たすとともに、その先の未来に向けた持続的な企業価値の向上を図ってまいります。

 株主の皆さまには、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2019年11月12日
サンフロンティア不動産株式会社
代表取締役社長
堀口 智顕



サンフロンティアグループ(会社概要)